偽りなき者


クリスマスを迎えるデンマークの小村が舞台
集団パニック(精神症状がほぼ同時に集団に連鎖する現象)の対象となった男性の物語です。
冤罪を扱ったドラマとも言えます。

2012年5月に開催された第65回カンヌ国際映画祭でミケルセンが男優賞を受賞
第86回アカデミー賞では外国語映画賞にノミネートされました。

原題:Jagten
監督:トマス・ヴィンターベア

ルーカス -:マッツ・ミケルセン
クララ : アニカ・ヴィタコプ
マルクス:ラセ・フォーゲルストラム
ブルーン:ラース・ランゼ
テオ : トマス・ボー・ラーセン



いやぁ、まったく気分が悪い。

小学校に勤めていたものの都合で職を失い、幼稚園の教師として働いていたルーカス

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親友テオの娘、クララも通っていて、親の都合の悪い時は手をつないで幼稚園に連れて行きます。
ほかの園児にも人気があって、いつもまとわりつかれています。

離婚歴有り。母と暮らす息子マルクスとは週に一回しか会わせてもらえない。

ある日、
ルーカスは、親友テオの末っ子のクララのちょっとした作り話から、性的虐待の疑いをかけられ、園長はびっくり。
ここまでは仕方がない。
園長さんが子どもの話をうのみにして、公的機関に報告してしまうんです。
話はすぐに広まり、ほとんどの村人から爪はじきにされてしまいます。
スーパーマーケットで食料も買わせてくれない。
ボコボコに殴られる。

集団的という事態は恐ろしい。
自分がその場に立たされたら、平等という目は持てるだろうか。

それにしても、公平であってほしい園長の排他的態度。

2.jpg


ああなってしまうのかなぁ~

また、話を聞きに来た役所の男の誘導尋問のような、
そういう風に聞かれたら「うん」というだろ!というような問い方。

園児たちも皆が性的虐待を受けたようなことを言い始めます。

images_20140708233111866.jpg



腹立つわぁ!

images (2)


3歳~5歳の子どもの想像力豊かな話はどこにでもある。
話したい理由は正直なんだけど、口から出てくる言葉は罪のない嘘なことは多くありる。
ちょっとした幼い嫉妬から、大変な事態に陥りました。



ルーカスの親友でマルクスの名付け親、ブルーン達はルーカスとマルクスを助けようと、他の村人たちとは別に集まって話し合います。

一反警察に逮捕されて尋問されたが、園児たちの証言は嘘だと判明。


クララも「何もなかった」と父に話します。

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クリスマスイブ

テオは、ルーカスの目を見て、何が真実か悟ります。
大人として、お互いの心を取り戻し、新年を迎えるのです。

           が、

images (1)

一度起きてしまった猜疑心は、元に戻すことはできないのですね。

突然、取り戻したはずの真実は、証明されたものではなく、猜疑心は払拭されたのではないという現実をたたきつけられます。

ルーカスはきっと一生、この影と傷をもって生きていかなければならない影を残して映画は終わります。

後口悪い・・・




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