39  ヴェラ・ドレイク

  Vera Drake (2005)


監督:マイク・リー


製作:サイモン・チャニング=ウィリアムズ


出演:イメルダ・スタウントン、フィル・デイヴィス、ピーター・ワイト


1950年、冬。凍てついたロンドンの朝。コクニーの人たちとわかる”アイ”の発音。


つつましく、心は豊かに生きている人たち。


娘の結婚を喜び、いいじゃないかこの暮らし。




「明日にしていただけませんか。可愛そうなエセル」とハラハラと涙を流すヴェラ。


その意味がわかる刑事も「今日でなくてはいけないんです」


本当に悲しい。疑いも迷いも無く生きて来て、築き上げたものが崩れていく音を聞いているような、ヴェラの顔。


妻を妻と認めない男の多いこの時代、夫のスタンの妻を思う言葉が温かい。そして、弟のフランクとの兄弟愛が本当に支えになって、救われる思いがした。


特に、この事件が発覚してもなお、エセルの婚約者がこの家の本当の暖かさを知って、共に乗り越えようとする姿。


普通のおばさんが、良心を持ってやり続けてきた事が、対比されて本当に切ない。


切ない映画だ。

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