76 ワンス&フォーエバー

WE WERE SOLDIERS (2002)


戦争映画は嫌いだ。


誰も悪くない、戦争がいけないんだ。そう言いながら、観てしまう。


1965年に北ベトナムへの空爆を開始したアメリカが、初めて経験した大規模な地上戦が11月に起きたイア・ドランの戦い。 主人公のハル・ムーア中佐と戦地特派員、ジョー・ギャロウエイとの共著による実話です。


今までの戦争映画を違うと感じたのは、帰りを待つ人々も描き、敵方の北ベトナム兵にも人間性と愛を感じさせるように描いているところです。


敵は敵と、虫けらのように、ゴミのように見せるのではなくて、ともに家族や愛した人がいて仲間と或いは上官、部下のつながりがあり、みな同じ悲しみを味わっていると表現したところ。


我々は「死の影の谷」へ進んでいく。そこで君達は隣りの人間の後姿を、彼は君達の後姿を見るだろう。そして君達は彼の肌の色も、また信仰も気にしたりはしない。我々は頑強で自信に満ちた敵との戦いに見勝っている。


私は君達全員を生きて連れ帰ると約束する事は出来ない。しかし、これだけは誓う。我々が戦いに臨/のぞんだとき、私は戦場に踏み出す最初の者となり、戦場から退く最後の者となろう。


誰一人置き去りにしたりはしない。生きていようと、死んでいようと、我々は全員そろって家路につく。


戦地に部隊をひきいる前日に、ハル・ムーア中佐が部下達とその家族にあてたもの。ここで、すでに泣きそうになってしまっている。


ムーアは自分を、第七騎兵隊の英雄カスター将軍と重ねます。「負けとわかった戦いの中で、カスター将軍はどう指揮を執ったのか...


ギャロウェイが「兵士たちは国のために戦ったのではなく、戦友たちのために戦ったのだ」と最後で言っている。


自分の武器はカメラだとジャーナリストになった男も、その現場では銃を持たざるを得ない状況を体験する。ここでの武器は銃であると確認してしまう。全てが終わり、手にしていた銃をかなぐり捨て、小枝に引っ掛けられた自分のカメラをとり、本能でシャッターを押すようなシーンとその後襲われる悲しみ。


人の命の重さを、机の上で計るな!と言いたい。やってよかった戦争なんて一つも無いんだから。

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